マイホームは、一生のうちでもっとも大きな買い物と言われています。
家族の生活の拠点として長く住み続けるものなので、細かい部分までこだわって建てたいところです。
住宅業者も複数あるので、顧客はどの業者に依頼しようか悩みます。
そんなとき、気軽に相談しやすいオンライン相談窓口があると、お問い合わせをしてもらいやすくなります。
最初から自宅訪問で話をするより、まずは気軽にマイホーム新築に関するちょっとした疑問を解決することからはじめ、信頼関係を構築することが可能です。
この記事の目次
相談のしやすさがポイント
家づくりはお金もかかるうえ、家族の夢や憧れを実現したい大きな希望もあり、誰にどう相談するか迷うものです。
初めての経験で、不安や心配、疑問もたくさんあります。
住宅業者とはこれまで接点がない方も多く、敷居が高いというイメージもあります。
そのため、敷居を下げ、相談しやすい体制づくりが集客に結びつくポイントです。
ちょっとした疑問も解決して家づくりを後押し
マイホームは、住宅ローンを組むなど高額な資金がかかり、これから一生長く住むかもしれないものです。
住宅建築や住宅ローンなどにまつわるちょっとした疑問もすべてクリアにしてから、住宅業者を決定したり、設計の相談をしたりしたいと考える人が少なくありません。
そのため、オンライン相談では誰もが気軽に相談でき、ちょっとした疑問を解決して、その住宅業者に引き続き相談したいと思ってもらうことが大切です。
準備段階でも相談しやすい
住宅は大きな買い物であり、自分なりのこだわりやイメージもあるので、それを実現してくれる業者なのか不安を抱いています。
そのような状態で、ちょっとした疑問を尋ねたいと、Webサイトのメールフォームや一括見積サイト、資料請求サイトからお問い合わせする方も少なくありません。
まずはちょっとした疑問を解決したいだけだったのに、自宅に来られたり、電話をガンガンかけられたりすると困惑してしまう方も多いです。
まだ本格的に決めたわけではなく、情報収集をしている段階の方には、気軽なオンライン相談からスタートできると安心です。
家づくりはじっくりと計画を立てて企画していくものなので、最初のハードルを下げ、何度も相談を積み重ねられる環境を整えることが依頼につながります。
比較検討で一歩先に出る
新築のマイホームを建てたい人は、いくつかの業者を比較して、最終的にどこに依頼するかを決めるのが一般的です。
デザインや性能、品質、価格なども比較検討要素ですが、相談のしやすさも1つの判断材料になります。
いちいち自宅に来られての相談となると、時間がとりにくかったり、面倒に感じたりしやすいです。
一方、提案書や設計図など書類を渡されるだけでは、自分たちの理想を実現できるか不安になります。
オンライン相談は気軽でありながら、濃い話もしやすいので、オンライン相談を実施していない業者に比べて、候補に挙がりやすくなります。
住宅の相談はじっくり行いたい
マイホームは一生ものなので、こだわりを持って設計し、家族のイメージ通りに完成させたいものです。
そのため、最初の相談から設計、建築に着工するまでに、1年、1年半と時間をかける方も少なくありません。
そこまで時間をかけないとしても、1回、2回の相談で決まるものではなく、何度も打ち合わせを重ねて、納得のいく設計へと仕上げていくことが求められます。
打ち合わせを重ねていくうえでも、オンライン相談が便利です。
忙しい人も相談時間がつくりやすい
顧客は家づくりだけに集中できるわけではなく、日々の生活や仕事をしながら検討し、打ち合わせの時間を持ちます。
そのため、仕事が忙しくて時間がとれない、休日も1ヶ月に1回くらいしか時間がとれないといった方もいます。
オンライン相談なら自宅に伺うこともないので、隙間時間を使って打ち合わせの時間をつくりやすいのがメリットです。
自宅訪問の時間が省ける
住宅業者にとっても、自宅訪問の時間が省けるので業務効率が上がります。
移動時間を費やす必要もなく、営業所やリモートワークをしている自宅から、簡単に打ち合わせをはじめることが可能です。
夫婦一緒に相談できる
マイホームは家族の暮らしの拠点となるため、暮らす人のそれぞれの希望や夢があります。
そのため、夫婦そろって相談したい、家族そろって話をしたい方も少なくありません。
打ち合わせに臨む人の数が増えるほど、日程を決めるのが難しくなり、後手後手になることも少なくありません。
オンライン相談なら、夜間や休日の隙間時間を使うことも可能で、別々の場所にいてもつなげます。
奥様は自宅から、ご主人は出張先のホテルからなど、場所を問わず同じタイミングで打ち合わせができるのも、オンライン相談の便利なところです。
提案の仕方の工夫
オンライン相談は担当者の顔を映し出して相談ができるので、親しみも持て、ちょっとした疑問も尋ねやすいのが魅力です。
もっとも、ずっと担当者の顔だけを映し出すのではなく、建てたい住宅のイメージがわくような提案の工夫も求められます。
モデルハウス見学もその場で
相談者にとっては、その住宅業者がどのような家を建てられるのか不安もあり、興味津々です。
住宅展示場を有していたり、モデルハウスがあったりする場合には、オンライン相談の中で見学の回を設けるのもおすすめです。
住宅展示場まで行く時間がないといった方も、担当者がリアルタイムで動画撮影をして見てもらえます。
パンフレットやWebサイトの写真の施工事例より、リアルタイム動画はイメージが持ちやすく、家づくりの大きなヒントになります。
オープンハウスの内覧も動画で
住宅展示場やモデルハウスを有していない小さな工務店や設計事務所などでも、施主の協力を得て、オープンハウスや内覧会を開催することがあるのではないでしょうか。
実際に完成したばかりの建物を見られる貴重な機会ですが、施主の好意で内覧を許してもらうため、1日など極短期間しか見る機会がありません。
内覧に行きたいけれど場所が遠くて行けない場合も、担当者が動画を撮影しながら、こだわりポイントやこんなこともできるという点をアピールできます。
3Dで立体的に見せる
相談が進み、図面を起こして設計図を提案しても、素人から見ると伝わりにくいことが少なくありません。
オンライン相談では、設計図の図面を見せるのではなく、3Dソフトなどを利用して、立体的に見せることでイメージが伝わりやすくなります。
担当者の顔が見える、動画が見られるだけでなく、住宅専用のソフトなども活かし、分かりやすい提案をするのがおすすめです。
オンライン相談の精度を上げるため、提案ノウハウを磨いていくことも大切です。
ちょっとした疑問も解決できる
オンライン相談は、自宅訪問や来店での打ち合わせとは違い、隙間時間を利用して気軽に行えます。
相談者も自宅などリラックスできる場所で相談でき、夫婦や家族そろって相談に参加できるので、その場で浮かんだちょっとした疑問の質問もしやすくなります。
前回の打ち合わせ時から検討の過程で新たに生じたちょっとした疑問も、気軽に質問して回答を得られるのもメリットです。
ちょっとした疑問を解決していくことは、後から設計変更を迫られたり、こんなはずではなかったという不満を生みにくくしたりするメリットがあります。